ドイツからスタートした製造業の高度化を目指す戦略的プロジェクト「インダストリー4.0(Industrie 4.0)」。インダストリー4.0時代に突入した製造現場、工場のFAについては、火急の課題となっております。全世界で産業用ロボットの需要は急速に拡大を続けています。
タイにおいても例外ではなく、国家戦略プロジェクト「タイランド4.0」の実現のため、政府がロボットの導入を後押ししているという話も耳にします。
UENO THAILAND(ウエノタイランド)では、デンソーウェーブ(DENSO WAVE)、ヤマハ発動機(YAMAHA)、カム技術による高精度位置決めを実現する三共製作所の製品をメインで取扱っております。
3回目の今回は、株式会社 三共製作所のFA関連製品についてご紹介します。
カム技術は、回す、移す、合わせる、停めるなどの動きを、速度・加速度を機構的に制御することにより、制御ソフトなしで単純な動きからより複雑な動きまで、移動中の振動や残留振動もなく、高速で少ないエネルギーで高精度位置決めができる最も信頼性の高いモーションコントロールを実現する機械要素です。
「SANDEX(サンデックス)」(インデックスカム装置)は、ローラギヤカムとカムフォロアの組み合わせによる高速性、高剛性、高精度、構造のコンパクト性などの特性をもっているため、検査機、組立機、充填機など高精度、高効率を求める生産設備の位置決めに使用され、高い評価を得ています。
また、世界最小の超小型タイプから超大型タイプまで、あらゆるサイズや動きに対応できるよう豊富なラインアップを取り揃えています。主要製品の割出や揺動といった回転系の位置決め装置(インデキシングドライブ/オシレーティングドライブ)の他に、直進動作や上下動作を組み合わせた位置決め装置(ピックアンドプレース)があります。
日本と同様に、タイでも人件費の値上がりから工場の自動化(FA、ファクトリーオートメーション)、ロボットの導入が話題になるようになって久しいですが、ロボットに焦点を当てると、これからの市場であると言えるでしょう。
機械工具の商社であるUENO THAILAND(ウエノタイランド)としては、単にロボットを販売するだけでなく、専用設備を製作しての導入、既存の設備への取り付けまで、協力企業と連携しながらトータルでサポートしています。
また、タイで引き合いの多い、画像検査、ピック&プレイス、ワークハンドリング、バリ取り、塗布装置、組立などのアプリ―ケーションについても、お気軽にお問い合わせください。