パレットや物流関連機器を取り扱うUPR(Thailand)(以下、UPRタイランド)。サムライ編集部がマネージングダイレクターの佐々木氏に伺ったお話をもとに、UPRタイランドについてご紹介します。
佐々木 大道 マネージングダイレクター
17年4月にUPRタイランドのレムチャバン支店長として着任。(18年9月にMD就任)
それまでは、東京本社で関東エリアを担当する営業チームに所属。「海外赴任はかねてからの希望で、社長に会うたびに海外に行きたいと直訴していました」。
物流業界を支える「パレット」のレンタル・販売
例えば、工場から製品が出荷される時、あるいはスーパーや小売店へ商品が搬入される時、共通して使用されるものは何かお分かりでしょうか?目立たなくても、物流・荷役業務を支える必要不可欠なもの。それが「パレット」です。パレットがなければフォークリフトは稼働できず、商品は傷だらけになり販売できなくなってしまいます。そんな縁の下の力持ち、パレットをはじめとした物流関連機器をレンタル・販売するのが「UPRタイランド」。「ユーピーアール株式会社」のタイ法人です。
少子高齢化などにより労働人口が減少している日本。人手不足は労働環境改善の必要性を生み、そのシステム化が進んでいます。様々な業界・現場で自動化、省人化、資源の有効活用への取り組みが行われています。
一方、東南アジアでは労働集約型の現場が多く、未だ使い捨ての〝文化〟が散見します。比較的工業化が進んだタイも、少子高齢化が進行する中にあっても、人力に頼った製造現場や小売現場が多くあります。
タイで求められる自動化・省人化にUPRのパレットとソリューションを
UPRタイランドは、タイにはまだ殆どないパレットのレンタルや、様々なマテハン機器、IoTソリューションの提供を通して、タイにおいて高まる自動化・生産性向上のニーズに応えたいと考えています。「当社の取り組みはいわば将来を見据えた先行投資です」と話す、佐々木MD。近い将来、タイが日本と同様の道を歩むだろうとの読みがあります。
UPRの製品が活躍するのはあらゆる業界。自動車、家電、大量消費財、食品、流通…と多岐に渡ります。「タイでは多業種で同時に底上げが進み、成長していく」(佐々木MD)。その成長に欠かせないパレットや物流資材を、レンタル・販売の両方で提供していきます。
また、UPRタイランドは、IoT技術を使った追跡・管理サービスなどの、物流におけるソリューション提案・提供もしています。市場ニーズを汲み、商品やサービスに反映してこうという取り組みです。
材木屋さんから転じた「総合物流資材企業」UPR
2019年が設立40周年となるUPR。山口県宇部市の材木店が前身でした。
ある時、取引先から「こんなパレットが欲しいんだけど。ないかね?」とかかった声。「今存在しないなら、自分たちで作ろう」。それが様々なパレットの提供への原点でした。
必要な時だけ使いたいという顧客の希望に、レンタルの仕組みも取り入れました。材木屋さんから転じた「総合物流資材企業」。気がつけば、物流業界を支える様々な商品とサービスを提供するようになっていました。
2011年からは海外展開も開始。シンガポール、タイ、マレーシア、そして18年にはベトナムに、それぞれ現地法人を開設しました。成長著しいアジアで、今後も事業戦略を加速させていきます。
■お問合せ
UPRのパレットや物流機器、IoTソリューションにご興味をお持ちの際は、下記までお問合せください。
Office:+66(0)2-672-5100~2
佐々木
Mobile : +66(0)92-246-7930
Mail : hiromichi.sasaki@upr-net.co.jp
Piyanut (Beer)
Mobile : +66(0)92-258-8244
Mail : p.chatranurakwong@upr-net.co.jp