【展示会告知】 ViSCO独自の高速・高精度な外観検査技術を披露 Manufacturing Expo 2019(タイ)
02/12/2024
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黒田 優President

タイでは、大手自動車メーカーがサプライヤーに対し、高いレベルでの自動検査を求める傾向が強くなってきています。
しかし、検査の自動化は一気には進みません。自動車は、様々な形状・材質の膨大な量の部品からできていますが、部品の検査はまだ人の目と手による作業がほとんどです。

検査の自動化の流れを促進するべく、ViSCOは独自技術を駆使し、様々な外観検査の課題に対してソリューションを提案しています。
今回は、6月19~22日に開催される東南アジア最大級の展示会『Manufacturing Expo2019』にて展示予定の当社製品や独自技術を3つご紹介します。


1.ベアリング等円盤形状部品向けに、独自の高速画像検査技術を開発!

ベアリングやギヤは自動車の重要部品であり、自動車1台に100を越えるベアリングが組み込まれています。
しかし、それらの側面にある小さな傷を検出することは簡単ではありません。カーブした形状、凹凸の細かい形状が検出を難しくしているのです。
ViSCOは、独自の光学技術を用いて、連続撮影による高速検査技術で検出を可能にしています。
ギヤ・ベアリングの側面1周分の撮影画像を連結し、1枚の画像にすることで高精度な検査を実現。照明を切り替えることで、一方向からの照明では検出できない膨れや凹みの検出も可能です。さらにロボットを活用すれば、高い精度を保ちつつ、検査工程を省人化・効率化することができます。


▼ロボットを使ったギヤの高速外観検査


2.プラスチック成型品(射出成形)向け検査技術

短時間でプラスチック成形品の外観検査・計測・キャビ判定をすることができる技術です。
ランダムな向きで流れてくる対象物をガラステーブルに乗せ、上下2台のカメラで撮影し、裏表両面の外観検査と寸法測定を行います。下記の動画のように、小型ロボットと組み合わせることでFA(自動化)の点でも優れ、自動化・省人化に貢献します。

▼FANUCロボショット×ViSCO ー精密コネクタ検査機ー

※動画は樹脂成型品ですが、同様にプラスチック成型品も高度な検査が可能です。



3. 「人間に近い検査アルゴリズム」など、ViSCO独自の画像処理検査装置 VTV-9000シリーズ

ViSCOの画像処理技術を結集したVTV-9000シリーズを出展予定。検査ごとに最適なVTVシリーズを提案いたします。



Manufacturing Expo 2019出展情報(タイ)

開催期間:2019年6月19日(水)~22日(土)
開催場所:BITEC(Bang Na)
ViSCOブース:Hall No. 98  Booth No. M838 (ASSESMBLY & AUTOMATIONゾーン)


画像検査、自動検査に関するご提案が可能ですので、ぜひブースへお越しください。

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