刻印機の専門メーカー「山田マシンツール株式会社」、
そのタイ法人「山田マシンツール(タイランド)」は、時代のニーズに応じた「今まさに求められる」マーキング装置を提供している。
今回は、山田晴久社長に同社のマーキングソリューションについて伺った。
近年タイでは、北米など先進国向けに自動車部品メーカーが製品を輸出するケースが増えている。
それに伴い、保安上の問題などから仕様の変更が発生し、マーキングの必要性が出てきている。
このような背景から、「必要に迫られて『安く、早くマーキング設備が欲しい』という声を多く聞きます」と山田氏。
日系企業はタイでも日系メーカーに問い合わせるケースが多いが、日系メーカーの製品はフルスペックでの提案が多く、色々な機能・オプションが最初から付いており、価格が高い。しかし、現場でのマーキングは、全ての機能を使うわけではないのが実情だ。しかも、設備化に当たっては別途設備メーカーとの調整が必要になるため、発注サイドとしては時間と手間が掛かる上に管理上のリスクが大きい。
山田マシンツールには、こういった状況におすすめの独自ソリューションがある。
同社はGravotech社・TECHNIFORブランドのマーキング装置をタイで販売してきたが、この度、レーザーマーカー「F20」の廉価版ユニット製品の取扱いを開始した。
さらに、同製品を使った独自の「マーキングステーション」が今、好評を集めている。
このマーキングステーションは、部品をテーブルに乗せて運び、レーザーでマーキングして洗い出す、というシンプルな機構。作業台の高さは多くの現場に合わせ、また対象部品の大きさも、ボリュームゾーンに合わせた設定だ。
①価格メリット:レーザーマーキングの基本機能以外はオプション化。基本機能のみだと価格的にリーズナブル。必要最小限のスペックで、設備として安く提供可能。
②短納期:シンプルな仕様であれば、約10週間で納品可能!
③トータル提案:マーキング装置だけでなく、読取/認証含めたトレサビ周辺設備もお任せ!トータル提案とサポートで安心。
④設備としての実績:トライアルから設備製作まで一貫対応。基本機能を標準化しており、タイで導入実績が複数あり。
「必要に迫られてから、実際にマーキングができるようになるまで、いかに短時間・省コストで質の良いものができるか。当社では、そのニーズに対してベストなものを提供する自信があります」と山田氏は話してくれた。
レーザーマーカーは自由度が高く、マーキング装置の検討の候補としてトップに上がることが多い。
新登場したTechnifor社のレーザーマーカー「F20」の廉価版は、対象素材がアルミや鉄などの金属材料に限られるが、日本製マーカーの価格の6割程度と安価なのが特長だ。
Technifor製品はハイパワーのレーザーを強みとし、スピーディにマーキングができる。
基本機能は平滑面へのマーキングで、オプションとして3Dマーキング(凸凹面へのマーキング)や、オートフォーカス、2Dコード認証/読み取り用カメラシステムも用意可能だ。
マーカーと周辺機器を組合せ、設備として提案を進める同社。
レーザーマーカー、マーキングステーション(設備)に関心をお持ちの際は、同社に相談してみてはいかがだろうか。
タイでマーキング製品・設備をお探しの方は、下部のお問い合わせフォームよりご連絡ください。
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