当社はタイに進出して約10年が経ちます。おかげさまで、レーザーマーカーや2Dコードなどの刻印機、特殊工具、そして環境改善設備などに関しては、たくさんのご相談を頂いており、タイにおける当社の認知の高まりを感じています。
そして、現在は上記の製品群以外でも、時代のニーズに合った新しい取り組みに挑戦しています。
このわずか10年程の間に、人件費の高騰や政府が推進する産業の高度化「Thailand 4.0」などにより、タイのモノづくり環境は急速に変化しています。特に省人化・省スペース化、自動(FA)化は重要なキーワードです。
この様な市場の変化の中で、当社が新たな事業領域として注力しているのがロボットを含めた設備化・FA事業です。
一般的には、ロボットの価格は少しずつ下がってきています。とはいえ、導入にかかるコストはとても高額。
従業員が行なう作業をロボットに置き換えると想定し、人件費と導入コストを単純に比較すると、導入コストが非常に高く感じられてしまいます。
しかし長期的に見ると、導入コスト以上のメリットを得られる可能性があります。
<ロボット導入のメリット(例)>
●タイでは一般的に従業員の定着率は低く、従業員が入れ替わるたびにトレーニングを行なわなければなりません。ロボット導入により求人やトレーニングの費用、指導時間の削減ができます。
●危険な作業や重労働に従事する必要がなくなり、従業員の安全が確保され、仕事への負担・不満が軽減します。
●ロボットは常に安定した品質の製品を生産します。品質の安定は、会社への信頼度を高め、結果として売り上げアップに貢献します。
ロボットの導入は、作業効率、安全性、コストなど、多くの面でプラスの効果があり、多面的に業務を効率化することが可能です。
今後、ロボット需要が増加していくと、ロボットエンジニアリング(システムインテグレーション)ができる企業が圧倒的に不足します。
当社ではロボット導入に関して、パレットに荷物を積むためのパレタイズロボットなど、既にお客様への導入実績があります。
私たちの強みは、ロボットを使用したシステムの設計からセッティング(システムインテグレーション)までが可能なことです。そのため、作業ジャンルや大きさ・重量といった制約は基本的になく、またオリジナルの動作にも対応可能です。また、タイ人スタッフのロボット教育にも力を入れており、ユーザー様教育やトラブル対応等で力を発揮しています。
さらに、ロボットを作業工程に組み込み、マーキング装置や検査装置を含んだ一連の設備としてトータルで設計できることも、当社の強みです。
ロボットを含めたFA化をご検討の際は、お気軽にご相談ください。
マーキング装置、各種工具や設備、システムインテグレーションなど、山田マシンツールが強みとする様々な技術や製品を組み合わせ、総合的なご提案をさせていただきます。
当社のFA化(自動化)サービスの詳細に関しては、下部のお問い合わせよりご連絡ください。
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山田 Yamada
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