近年タイでも高いレベルの品質管理が求められるようになり、様々な業界の生産現場でマーキング装置(刻印機)の重要性が高まっています。
今回は、刻印機専門メーカーである当社が推奨する、ドイツEBS社製インクジェットマーキング装置「ハンドジェットEBS-260」をご紹介します。
なぜ、タイでマーキング装置の重要性が増しているのか?
※マーキングすることで生産工程や流通経路の管理・追跡を可能にするシステム、トレーサビリティ(過去記事参照)
あらゆる分野で、高い品質や精度を求められるようになってきたタイでは、高いレベルでのトレーサビリティが必要になっています。
従来、タイでは大きな部品や資材には手書きでマーキングをすることが一般的でした。しかし、字が一定でなく読み間違いが起こりやすい手書きのマーキングは、誤納品などの大きなミスに繋がる恐れがあります。
費用面だけでなく、場合によっては顧客の信頼を失なってしまうことにもなりかねません。ミスによる機会損失が、タイでも大きな問題になってきているのです。
このような状況において、誰でも読める綺麗な文字でマーキングすることが重要になります。
マーキング装置は、インクジェット印刷やダイレクトに製品に文字を刻むことで、誰でも読みやすいマーキングを実現します。
山田マシンツール推奨の「ハンドジェットEBS-260」は誰でも簡単に最適なマーキングを実現
今回ご紹介するインクジェットマーキング装置「ハンドジェットEBS-260」には、下記特長があります。
①他には無い独創性で、マーキング効率・精度アップ
幅広い文字サイズのマーキングができる他、4行同時印字が可能なため、生産効率向上に貢献します。また、マーキングガイドレーザーで正確に位置を決めることができ、精度向上に繋がります。
②誰でも簡単に操作でき、適切なマーキングが可能
約1.6Kgと軽量で、ポータブルのため持ち運びに便利です。ガラス、コンクリート、金属、木材等様々な素材にマーキングすることができます。また、PCやバーコードリーダーからWifiやBluetooth、USBなどを使ってデータ通信ができ、ハンドジェット本体の操作もタッチパネル式で楽々です。
③2Dコードマーキングも可能でトレーサビリティ精度を向上
従来できなかった2Dコード(2次元コード)のマーキングも可能になり、膨大な情報をマーキングできるため、トレーサビリティを大きく向上させることができます。
(2Dコード印字イメージ)
【動画】ハンドジェットEBS-260
物流からイベントまで、幅広い分野で活躍するインクジェットマーキング装置
当社がこの製品に出会ったのは、2015年。日本本社の社員がドイツ企業の動画でこの製品を見つけ、高い可能性を感じたのがきっかけです。タイから山田晴久Presidentとローカルスタッフがドイツまで研修に行き、その後、日本・タイで販売を開始しました。タイでは、当社が総代理店としてハンドジェットの販売を行なっています。
タイでの導入は物流関連や樹脂等の材料メーカーを中心とし、日系企業・ローカル企業を問わず好評を頂いています。最近は物流分野や医療、食品関連からの関心も高まっています。
ヨーロッパでは有名スポーツブランドのイベントでも使われるなど、生産現場や物流、イベントまで幅広い分野で活躍する製品です。
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