食品の安全を守るために大切なことは、細菌(微生物)をコントロールすることです。細菌は、食材・空気・食品工場の機器・エアコン・人の手等、至るところに存在します。
食品を扱う企業には、消費者の口に入るまで食品の品質を保つ責任があります。
清掃や除菌のほか、加熱調理や保存料等を組み合わせて細菌の数をコントロールします。
細菌増殖の原因として盲点になっているのが、コンプレッサーエアです。
日本では、食品の製造工程で使用されるコンプレッサ用エアフィルターを換えたことで劇的な改善がみられた例が多数報告されています。
食品の安全基準が高い日本では、2020年から食品を扱うすべての事業者にHACCP(ハサップ)に沿った衛生管理が義務化されました。
また、世界的には、『FSSC22000』や『ISO22000』の取得の重要性が高まっています。
今回ご紹介するのは、HACCPに対応し、日本の食品工場でトップシェアを誇る前田シェルサービスのエアフィルターです。
Before
パンや菓子を直接ブローするエアーから、水滴・微細なごみ・カビ菌等が検出された。
他社フィルターを使用していたが、抗菌仕様のものではなかった。
After
抗菌・除菌仕様の 3 in 1 マルチ・ドライ・フィルターに変更。
パンの風味が良くなり、カビが発生しにくくなった。(消費期限が伸びた)
Before
製品(ドッグフード)の包装紙を膨らませるためのコンプレッサ―エアーから、微細なゴミが混入して、不良品が発生していた。
After
抗菌・除菌仕様で、エレメントの汚れが見やすいスケルトンタイプを設置。
異物混入の問題が改善された。商品テストをすると、犬はフィルター設置後に生産されたドッグフードしか食べなかった。エア搬送の効率も改善した。
圧縮空気の品質を診断することで問題の原因が見つかり、適切な解決策を図ることができます。その効果は不良改善だけでなく、生産効率や売上にまで好影響を与えます。
前田シェルサービスの正規代理店である山久(タイランド)が、エア診断・製品のご提案・アフターサービスをご提供します。
メーカーと同等の知識・経験・技術を持ったスタッフが対応しますので、安心してお任せください。
Tel: +66-(0)2-744-7177
杉本 Sugimoto
Email: sugimoto@the-yamakyu.co.jp