年間を通して気温が高いタイでは、工場のコンプレッサからドレンが発生し、機械が壊れるトラブルが後を絶ちません。特に、気温・湿度が高い雨季には注意が必要です。
当社、山久タイランドでは、前田シェルサービスのエアーフィルター関連製品のタイ販売代理店として製品販売およびアフターサポートを提供しております。
今回は、ドレンによる機械トラブルを未然に防止できる『レマン・ドライフィルター』をご紹介します。
通年熱帯気候のタイは、コンプレッサエアにドレンが発生しやすい
コンプレッサエアから水(ドレン)が発生する主な原因は、空気冷却の役割を担うドライヤーの故障です。コンプレッサエア中の水分が除去できず、また外気温と工場内の温度差により配管内で結露が発生し、水分が発生するのです。
雨季の時期の休暇明けなどにこのような現象が起こることが多く、フィルター装着の有無により機械の損害の具合は大きく変わります。
前田シェルサービスの『レマン・ドライフィルター』は、1台で水滴・油滴を99%除去し、5μm以上の固形粒子の除去が可能です。水道のように発生したドレンも簡単にドライエアーにすることができます。
▲レマン・ドライフィルターと内部構造イメージ
・水滴、油滴99%除去
・1台で水分、油分、粒子(5μm以上)の除去が可能
⇒スペース&コストの削減に
・エレメントが長寿命
(交換時期目安|第1エレメント:2年 第2エレメント:6ヵ月)
・自動でドレンを排出するため、ドレン抜きが不要
(オー卜ドレンは6〜10ヵ月ごとに水洗い推奨)
機械故障が起きてからでは遅い!
ドレントラブル発生前にフィルター導入を
フィルターを取り付けていたとしても、製品やメーカーによって性能は様々です。
タイは日本に比べて年間を通してドレントラブルが起きやすい環境であるため、できるだけ高性能なフィルターを採用することをおすすめします。
▲100mlの水分をフィルターに通した際の水分除去性能比較
フィルター対策をしておらず工作機械や三次元測定機が水漏れにより故障し、高い費用と時間をかけて修理をした苦い経験からご相談いただくケースも多くあります。
機械が壊れてからではなく、トラブルが起きる前に対策を行わなければ意味がありません。
当社では、製品販売の他にエレメント交換のレクチャーなどのアフターサポートなども行っております。タイにデモ機もご用意しておりますので、購入前のテスト使用が可能です。
コンプレッサエアの水分発生トラブルにお悩みの方はまずは当社にご相談ください。