Yamato Scale (Thailand) Co., Ltd.は、創立100年を迎えた計量機器の専門メーカー「大和製衡(株)」のタイ法人です。
当社が世界に誇る計量技術の集大成が、組合せはかり「データウェイ™」シリーズです。
独自の技術により、被計量物を目標重量値(規格重量)と照合し、仕分ける装置です。正確な計量のみならず、生産性の向上や計量ロスの低減にも貢献する革新的な製品です。
10月20~23日にBITECで開催されるPROPAK ASIA 2020では、タイの鶏肉市場のニーズに応えた計量機を中心に展示します。
今回の展示の目玉は、最先端の組合せはかりと製品を自動で投入する装置が合体した自動投入装置付き計量機です。
生の鶏肉のように柔らかく損傷しやすい食品は、計量機への投入を人手で行なう必要があり、オペレーターの熟練度によって作業効率に影響が出るなどの問題がありました。さらに、組合せはかりへの投入となると、鶏肉が機械やコンベアに付着してしまうため、投入から計量までのプロセスを完全に自動化するのは難しいとされてきました。
しかし、この装置では従来の鶏肉計量の問題を独自技術で解決。生の鶏肉も高速で投入・計量できる全自動装置は他社にない、当社のパテント製品です。
タイでは食肉消費全体の約半数を占めると言われるほど鶏肉のニーズが高く、また輸出の伸びに伴って生産量も増加傾向にあります。本製品は精肉を扱うラインの生産性を大幅に向上させます。
「データウェイ™」は卓上タイプもラインアップしています。
同製品は、排出にベルト搬送方式を採用することで商品の傷みを最小限に抑えます。農産物、青果、ドライフルーツ、菓子類などの定量詰め作業に最適な装置です。
新製品は、計量・搬送作業をさらに高速化し、最大50パック/分の定量詰めを実現しました。従来機の約1.5倍の計量スピードを誇ります。
当社はタイだけではなく、ミャンマーやベトナムなど、ASEAN地域での展示会にも積極的に出展しています。
今や「データウェイ™」の技術は、大量の商品を自動で計量・包装する製造ラインに欠かせないものとなりました。
スーパーなどの店頭に並んでいるポテトチップスや冷凍食品などの多くは、組合せはかりによって重さを量られているのです。
当社は、歴史ある計量機メーカーとして優れた製品のご提供のみならず、製造ラインの高効率化・FA化・省人化・製造コスト削減といった課題にお客様とともに向き合ってまいります。