1985年に産声を上げたタッピングセンターは自動車・二輪車、電気関係など、幅広い業界の部品加工において生産性を画期的に向上させる貢献をしてきた。 独自の高速化技術を積み重ね進化し、2013年には「高生産性の飽くなき追及」を実現した新しいステージのブランド「SPEEDIO」シリーズを発表。 BT30コンパクトマシニングセンタのカテゴリーにおいて他社とは一線を画した製品となっている。
技術面でのサポートを行うのがバンコクテクニカルセンターであり、ASEAN 6カ国のお客様と代理店へのサポートをしている。 日本人5名、タイ人6名と少人数ではあるものの日本人の割合が高いのは、同社ではASEANを「成長のための重要地域」と位置付けており、特にタイ市場は日系の自動車や二輪車部品メーカー等の量産工場が多く、「圧倒的な高生産性」を求める顧客層が多い最重要市場であるからである。
昨年より積極的に新製品の投入も続けている。お客様の競争力向上を後押しするための製品に特化しており、中でも注目は簡易立ち上げローディングシステムの「BV7-870」、「更に上位機種の加工能力に迫りたい」そんな思いを形にした高剛性モデル「F600X1」。好評を得ている複合加工機もバリエーションを増加し、M300X3として加工エリアを拡張したモデルを発表。これらの新製品は11月に行われるMETALEX2019 YAMAZENブースにて披露される。(M300X3の展示は未定)
展示会後これら新製品はバンコクテクニカルセンターに常設される。 久田GMは「テクニカルセンターの機能をさらに強化して加工技術の提案、テストカット・トレーニングを充実していきたい。 実際に来て見て頂ければ、必ず機械の良さを実感してもらえる。」と自信を見せる。
ブラザーグループが掲げる顧客の立場に立つ “at your side.” の精神と変革を恐れないモノ創り精神を忘れず「この工程もブラザーが一番だね」とお客様に言っていただけるようになる事を、チーム一丸となって今後も目指し続けていく。
General Manager
久田 敏生
2001年ブラザー工業入社。加工技術のエンジニアから営業職へ転向し、国内外勤務を経て2017年4月よりバンコクテクニカルセンターへ着任。アセアン・インドの責任者を兼任。
YAMAZEN บูธ BR01
BROTHER COMMERCIAL (THAILAND) LTD.
Machine Tools Technical Center
Tel. +66(0)2-321-5910