新製品であるSpeedio F600X1とローディングシステムBV7-870の展示を致します。
今年、発表の30番マシニングセンタであるF600X1ですが、従来のbrother製のマシンと比べると高剛性で40番マシンの作業領域をもカバーします。イメージ的には38番マシニングセンタと言ったところです。40番を導入するには予算が合わない、30番では剛性がもの足りないといったお客様にはおすすめのマシニングセンタになります。
こちらも、今年発表のローディングシステム「BV7-870」。
マシニングセンタSPEEDIO専用オプションで、ワークの脱着に特化したローディングシステムです。品質・作業効率の均一化、省人化を考え、この自動化システムの導入をご検討されるお客様も多くいらっしゃいましたが、従来のシステムは導入コストと削減できる人件費の割が合わないケースがありました。しかし、この「BV7-870」は従来と比べると導入時のコストがかなり抑えられ、より多くのお客様に検討頂ける製品になりました。
F600X1とBV7-870は当社ブース内で実機のデモを行ないますので、ぜひ実機をご覧ください。
■ブラザー 展示機種
S500X1, S500X2, S1000X1, R650X2, F600X1, BV7-870
ブースではA20 LFV、L20 LFV、L32 LFVを展示いたします。A20は今回の展示がタイ初披露となります。展示する全ての機械に「振動切削機能 LFV」を搭載します。
日本のみで生産していたLFVシリーズであるL12、20、32、A20は、タイ工場での生産を開始しASEANへの供給を開始します。タイ工場生産により導入までのリードタイムの短縮、サポート面の強化が期待できます。シチズン製品もブース内でデモを行ないます。
LFVテクノロジーとはシチズン独自の制御技術で、各サーボ軸を振動させる事で切りくずを細かく分断しながら加工することが可能です。切りくず処理の難しい材料の加工に適しています。
また、切りくずによる不良発生を減らし、工具の破損減少にも貢献することで工コスト減少も実現。
さらに、加工監視作業を軽減し、無人での量産の可能性を広げる技術です。このLFVユニットはオプションパーツとして対応機種に搭載することが可能です。
■シチズンマシナリー 展示機種
A20 LFV, L20 LFV , L32 LFV
BNJ-51SY6 , BNA-42DHY3
当社はベストセラーマシンである安田工業のMICRO CENTOR YMC430の特徴を引き継ぎながらストローク拡張をワイドレンジに高精度、高面品位が実現できるYMC650を出品致します。
当機は全軸リニアモーター駆動、高剛性コンストラクション、長時間においても安定した高精度加工を実現する熱変異対策を惜しみなく投入しています。主軸ヘッドなどをより軽量化する一方、安定性の高いベッドを採用し、超精密転がり案内の採用により微細な指令を正確に加工に反映する高い応答性と運動性を確保することで長時間の加工における安定した微細加工を実現致します。
その他 展示機種
■Okuma:GENOS L250Ⅱ- e(L×290), M460VE
■Takisawa:TCN-2100L3
■Takamaz:GSL-15Plus
■Okamoto:ACC63SA1
■Yamazaki:YMZ-850
実機展示、デモンストレーション、バンコク本社のショールームを再現した「CROSSINGコーナー」等、見どころがたくさんあります。METALEX2019で皆さまとお会いできることを楽しみにしております。
■METALEXブース情報
Hall: 102
Booth: BN01・BR01
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