大手機械専門商社「山善タイランド(以下、山善)」」と、「Cincom」「Miyano」ブランドを傘下に持つ工作機械メーカー「シチズン マシナリー アジア(以下、シチズン)」が約2年ぶりとなるプライベートセミナーを開催する。
LFV(低周波振動切削)技術の搭載機種を披露した前回から、より実用的な加工におけるヒント、応用技術の紹介に力を入れ、実機による実演と工場見学の機会を設ける予定だ。
タイの製造業界において、本当に来場者の“ためになる”セミナーとは何か…? 両社をはじめ周辺機器メーカー9社が協力し、日・タイ両面からアイデアを持ち寄って実現するのが、2月13日・14日に開催されるプライベートセミナーだ。
シチズンマシナリーがアユタヤ県ワンノイに持つグループ最大規模の生産工場には、顧客が実機に触れ、テストカットなどを行なうことができるショールームが併設されている。販売代理店である山善タイランドのタイ人スタッフは、ここで日常的に最新の機種に触れながらトレーニングを積んでおり、ビフォアサービスのシチズンマシナリー、アフターサービスの山善の連携が生まれている。前回に引き続き、今回もこのショールームを会場にプライベートセミナーが開催される。
実機を見て触れて、リアルなイメージを掴めるショールームという場を活かして、セミナーは日本語とタイ語の同時開催となる。 マシンの持つ優れた機能を十分に知ってもらうために。 エンジニア個人個人のスキルアップのために。 そしてタイの製造業全体の底上げのために。 日本人にとってもタイ人にとっても本当の意味で“ためになる”学びの場を目指した。
今回のセミナーでは、自動旋盤における応用技術も紹介される。そのひとつが、工作機械内にホルダを装着することで可能となる特殊加工。具体的な使用イメージが湧きづらい周辺機器だが、各社周辺機器メーカーがセミナーに参加し、有効的な活用方法を提案する。
セミナーの仕掛人である山善の平田氏は、「機械の性能が十分に活かしきれていないのが生産現場の実情です。セミナーを通じてリアルなイメージを掴んでもらうことで、技術力の向上に貢献したい」と話す。 シチズンの輿石氏も、「とくにタイ人スタッフ教育の場として活用してほしい。恒常的で実践的なトレーニングの機会は必要不可欠です」と語る。 同社の栗原氏によれば、シチズンはNC旋盤の基礎知識やプログラミング技術を学べる「NCスクール」の定期的な開催にも意欲的とのこと。同社は今後もタイにおける人材教育の重要性を示していくだろう。
実機を見て、触れて、最新の加工技術と応用技術を日本語・タイ語で学べるセミナー。 シチズンのショールームで紹介される旋盤加工におけるヒントをぜひ活用していただきたい。
YAMAZEN×Cincom Miyano 最新加工実演・応用技術セミナー
2020年2月13日(木)~14日(金) 10:00 ~ 14:30
日本語・タイ語 同時開催
セミナー詳細
https://www.smri.asia/jp/yamazen/news/1725/
バンコク本社
Tel: +66(2)-374-5522
●機械部
金納 Kinno
Mobile: +66(6)5-507-665
Email: kinno@yamazen.co.th
梶 Kaji
Mobile: +66(6)5-516-2100
Email: kaji@yamazen.co.th
●機工部
岡田 Okada
Mobile: +66(6)5-940 -5490
Email: okada@yamazen.co.th
ピントン営業所
Tel: +66(3)8-348-227
●機械部
大倉 Okura
Mobile: +66(6)5-509-1716
Email: okura@yamazen.co.th
井上 Inoue
Mobile: +66(9)3-581-7942
Email: inoue@yamazen.co.th
●機工部
大八木 Oyagi
Mobile: +66(6)2-282-3266
Email: oyagi@yamazen.co.th
東 Higashi
Mobile: +66(6)5-727-2027
Email: higashi@yamazen.co.th
コラート営業所
Tel: +66(4)4-080-712
小嶋 Ojima
Mobile: +66(6)32-046-495
Email: ojima@yamazen.co.th