こんにちは。YN2-TECHの中村です。
前回に引き続き「全力でチャレンジ! 新しい会社経営を模索する30代経営者座談会」の後編をお届けします。
—経営者の立場として、タイの日本人社会をどう見るか
山下:駐在員、現地採用の境目が一昔前と変わってきていると感じます。今後は、現地採用から本社採用になったり、僕らみたいに起業する人も増えると思うんです。境目が段々となくなってきて、ある意味、日本人社会が活性化していくと思います。
中村:確かに。選択肢が増えていくと思います。また、現地採用の方はタイが好きな方が多く、タイ人との繋がりやタイ語力、信頼関係などがある。それが強みになりますよね。
僕らは経営者として、現地採用の日本人を雇用して、一緒に仕事をしていますが、これからは駐在員と現地採用の垣根をなくして、本当にタイで仕事ができる方に任せることが大事になってくると思います。
ータイ人スタッフのモチベーションを高めるために工夫していること
宮本:今のオフィスは一軒家で台所があるのですが、お昼になるとタイ人スタッフが料理をして、みんなでお昼ご飯を食べます。家族的な雰囲気を大事にしています。
スタッフが20名程度と互いに顔を見ながら仕事ができる規模なので、その規模のメリットを生かしてコミュニケーションを取り、長く勤めてもらうように心がけています。
中村:社員の居心地をどう良くしていくかは考えますよね。それは日本人も同じだと思います。居場所が確立されて、誇りを持って仕事ができる環境が用意されていれば長続きすると思います。山下さんの場合は、社員以外の協力会社が多く存在する業界だと思いますが、どうやってタイの協力会社のモチベーションを上げていますか?
山下:作業ごとに協力会社が分かれているので、お客様の声を伝えていくようにしています。「お客さんがすごく満足していたよ」とか「ここ褒められたよ」とか。「皆で一緒にやっている」という雰囲気をつくると、気持ちが違ってきますよね。
中村:二人は自分の性格にあったやり方でコミュニケーションを取っていますね。自分の性格に合わないことをやっていると無理が生じてしまう。その点、山下さんが社員の話を優しく聞いてあげるのは元々そういう性格で、それがぴったり合っている。
宮本さんは面倒見がいい人なので、家族的なことをやっていくというのが合っている。そういう性格とモチベーションの上げ方は一致していた方がいいですよね。
稲垣:私の場合、少し時間が空いたらみんなでボーリングに行こうとか、その日の仕事に余裕があったら午後からバーベキューやろうとか。それでモチベーションが上がっているかは分からないですが、みんなでコミュニケーションを取るように考えています。
中村:タイ人社員が会社に飽きることがないよう、常に刺激が大事だなと思います。その刺激が、成長意欲にも繋がっていきますよね。
中村:私たちは仲間を募集しています。物づくりや新しいこと、新しいサービスを生み出していきたいと思っている方。職種は一切問わないです。このYNII Cafeを「ビジネス研究室」という場にして、一緒に色々なことをやっていければいいなと思っています。興味のある方は、気軽にご連絡ください。
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今回の座談会メンバーが所属する82年会では、新たなメンバーを募集しています。興味がある方は、下記フォームよりお問い合わせください。
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