温度補正機能を備え、温度変動に影響されることなく、様々な形状のワークを迅速かつ正確に測定可能な三次元測定機です。精度・測定速度など、バランスが取れた設計により1.6〜26℃の温度範囲内でも常に安定した測定結果が得られ、繰り返し測定時の精度や信頼性が大幅に向上します。
【製品ラインナップと特長】
■CRYSTA-Apex V500・V700・V900シリーズ
特長
・リアルタイムの温度補正により測定精度を安定させる
・最大許容長さ測定誤差は初項1.7μm(長さ100mmで2μm保証)、繰り返し精度が向上し優れた精度を実現
・3D形状や曲面、輪郭など複雑なワークの測定が可能。ワークと設計値のズレによる軌道誤差をリアルタイムで修正
・最大測定速度は8mm/sで、駆動速度や加速度との組み合わせにより、総測定時間を大幅に短縮
・スキャニングプローブや非接触プローブを使用し、ワークの特徴に最適なプローブを選択することで高精度かつ効率的な測定が可能
仕様
最小表示量(mm) : 0.0001
測定範囲 X軸(mm) : 500~900
測定範囲 Y軸(mm) : 400~1000
測定範囲 Z軸(mm) : 400~600
■CRYSTA-Apex V1200・V1600・V2000シリーズ
特長
・測定物と測定機本体の温度を測定し、20℃時の寸法に換算して結果を出力可能
・最大許容長さ測定誤差はE0,MPE=(2.3+3L/1000)μmを保証
・倣いプローブを用いた測定で、測定データの安定化処理を行い、数秒間の静止処理を経て動的誤差を排除、精度の高い繰り返し測定が可能
・測定経路に従った倣う機能を搭載し、加減速による誤差を補正して、高速でも精度の高い倣い測定を実現
・3D形状の測定経路指定が可能で、曲面や輪郭などの複雑な形状も自由な経路で測定可能
・タービン、ブレード、インペラなど、形状が複雑で測定が難しいワークにも対応し、加工精度のムラや設置ズレに影響されることなく測定可能
・スキャニングプローブや非接触プローブなど、さまざまなワークに対応できるプローブが選択可能
仕様
最小表示量(mm) : 0.0001
測定範囲 X軸(mm) : 1200~2000
測定範囲 Y軸(mm) : 1200~3000
測定範囲 Z軸(mm) : 1000~1600