今回は、当社の3Dビューアについてご紹介させていただきます。
後編の本稿では、下記目次のうち2の用途に応じた事例③④と、3の経営者・管理者の方へ向けたご提案についてお話していきます。
(前編の記事はこちら)
<もくじ>
1. 圧縮・共有目的の3Dビューアと計測・検証目的の高精度3Dビューア
2. 用途に応じた3Dビューアの特長・強み
‐①モールド成形
‐②プレス成形
‐③金型・加工
‐④検査・組立
3. 経営者・管理者の方へシーセットからのご提案
こんなことありませんか?
・2D図面作成の工数が大きい
・3Dデータでの仕事の依頼がある
・データ授受のために3DCADがある
・手待ち・手戻りが多い
・3Dデータはすべて3DCADで見ている
こんな問題につながります
・設計部門の負荷が大きい
・機会損失
・生産が上がらない、納期が常に厳しい
・ソフトウェアのランニングコスト増
3Dビューアなら
・現場で各工程に必要な情報(絶対値・相対値・副座標・架空の点や線など)が取得できる
→現場や各工程で3Dデータから必要な情報を取得できるため2D図面の簡易化が可能
また、3Dデータがあれば段取りや見積が出来るため仕掛かりを前倒しすることになります。
・CATIA,NX,Creo,SOLIDWORKSなど流通しているほぼ全ての3Dデータ形式の入力や出力が可能
また、サーフェイス(シート)のソリッド化やヒーリングも可能。
→データ授受のための3DCADやオプションを切り替えることでランニングコストが大きく減ります。
・2Dでは測りにくい、3DCADだと手数が多くなる面倒な寸法計測が1クリックで!
▲(左)斜め穴の径 (右)勾配のある面の径
▲(左)面の勾配角度 (右)肉厚
・2D図面も作成出来、輪郭や断面なども取り出せます。
→必要な人が必要な2D情報を取得出来て、手待ち・手戻り減
・径・高さ・勾配を色分けできる
→現場でのミスや段取り工数が低減
名古屋精密金型
https://www.3dtascal.com/case/user_example_nagoyaseimitsu.html
岩機ダイカスト工業
https://www.3dtascal.com/case/user_example_iwakidiecast.html
エムズコーポレーション
https://www.3dtascal.com/case/user_exam_ms-corporation.html
オムロン
https://www.3dtascal.com/case/user_example_omron.html
日産自動車
https://www.3dtascal.com/case/user_example_nissanmotor.html
こんなことありませんか?
・図面が手元になかなか来ない
・自分の作業が進まない(他者に頼らないと分からない情報が多い)
・3DCADを拝借している
こんな問題につながります
・他部門の工数を使っている
・生産が上がらない、納期が常に厳しい
・ソフトウェアのランニングコスト増
・測定プローブ用の理論値計測や寸法毎に実測値入力と公差に対する判定まで行うことが出来ます。
(3DTascaX/Light)
→自分の工程で必要な情報を取得できるので生産性が上がり、他部門の工数も使わなくなります。
・アセンブリデータをバラしたり、動きをつけてアニメーション(動画)にも出来ます。
(3DTascaX/Light)
→組立工程の生産性が飛躍的アップします。
・アセンブリデータからテキスト検索で部品を検索し対象データだけを抜き出すことも可能です。
(3DTascaX/Light)
→購入部品発注や組付け時の部品位置や個数確認が容易になります。
セイコーエプソン
https://www.3dtascal.com/case/user_example_seikoepson.html
有限会社SEED
https://www.3dtascal.com/case/user_example_seed.html
ニコン
https://www.3dtascal.com/case/user_example_nikon.html
昨今3Dデータを取り巻く環境は大きく変化を迎えています。
製品や金型の設計はもちろん、検査、工場レイアウト、装置や物流、梱包などの分野まで広がりを見せており、また、既存の工場設備や図面の無い金型や部品などをリバースエンジニアリングで3Dデータ化するなどの技術も発達してきています。
更に、3Dプリンタなどの普及により一般消費者レベルでも3Dデータが使われるなどまさにありとあらゆる3Dデータが氾濫しつつある時代と言えます。
海外に目を向ければ、新しい動きも出てきています。
日本では現場といえば2D図面が主流の企業も多い中、むしろ海外拠点では現場で3Dを積極的に活用しようという流れです。
教育水準が高い日本では問題ならない2D図面ですが、低い識字率や初等教育もままならない担当者もいる海外現場では3Dデータの方が理解が早く、現場担当者も導入に積極的です。
将来3Dデータありきでの生産が確立されれば手ごわい競争相手になるのではないでしょうか?
かつてWindowsとともにパソコンが普及し、インターネット、電子メール、WordやExcelでの資料作成など今では当たり前になったもの同様、3Dデータは最早特別なデータではなくなりつつあります。
必要な人が、必要な時に、必要な情報を3Dデータから取得することで想像以上を効果があることをここにご提案申し上げます。
特に経営や管理に関わる方々にご注意頂きたい視点
→3DCADがあるから大丈夫
3DCADはとても高価な買い物です。また、導入後のランニングコストやこれらを使う人の育成費用や給与なども考えればたくさん稼働させることをお考えになるのではないのでしょうか?
すると当然3Dデータ関連の作業は3DCADがある部署または担当者が行うという環境が出来上がります。
もちろん、3DCADは機能が充実しているので3Dデータを扱う上で過不足はありません。
但し、苦手なこともあります。他のCADとの相性などで読み込み出来ないデータがあったり、
ちょっとした寸法や断面チェックに手数が多く素人には使えないことです。
それでもまだ、今までであればこういった運用でも問題はなかったかもしれません。
しかしながら、前述した通りこれからは3Dデータがあふれてくる時代です。
営業の見積、取引先への提出資料、加工外注との確認作業、購入部品の発注業務、現場での手待ち・手戻り解消、工程・生産管理。これらすべての業務に3Dデータが使われつつある今、いつのまにか3DCADがある部門や担当者がボトルネックになっていませんか?疲弊していませんか?不要にCADを増設していませんか?
逆に言えば、本来見るべき担当者が3Dデータを見ない、または見なくて良いと思うことで機会損失や不良につながっていませんか?
3Dデータ=3DCADではありません。シーセットでは3種類の価格と機能で選べる3Dビューアをご用意し適材・適所な3Dデータ閲覧・検証環境を構築することで、3Dデータから誰でも手軽に寸法・体積・断面・勾配・肉厚・アンダーカット(負角)、2D図面などを取り出すことが出来ます。
仕事の波が激しい時代、固定された3D環境よりも社内の誰もが当たり前に3Dデータから情報を取得出来れば柔軟で素早い対応が出来るのではないでしょうか。これこそ私達が提案する差別化です。
結果3DCADを使う担当者が本来の業務に集中することで3DCAD本来の費用対効果を求めることにもつながります。
今こそ社内の3Dデータ環境を見直してみませんか?
■タイでシーセットの3Dビューアにご関心をお持ちの際は、米沢エンジニアリングアジアまで。下記フォームまたは電話・メールにてご相談ください。