金型水管洗浄装置の導入事例【米沢工機タイ】｜製品不良の減少と品質向上を実現した豊田合成タイ

米沢工機（タイランド）は、製造業に関わる様々な機器、設備、ソフトウェアなどを提案・販売する専門商社です。
本稿では、タイにおける金型水管洗浄装置の導入事例をご紹介します。

◾️導入機：ブルーエンジニアリング製金型水管洗浄装置　NR-1200
タイで、当該製品を輸入・販売している総代理店です。

◾️導入先：豊田合成（タイランド）
プラスチック製品や、ハンドル、エアバック、自動車内外装部品などの生産をしている。当社は、2010年に取り引きを開始。

化学薬品を使用しない金型水管洗浄装置で顧客の課題を解決！

プラスチック製品などの製造を行なう豊田合成（タイランド）にとって、金型のメンテナンスは重要です。特に金型の冷却機能を維持するためには、定期的な水管のメンテナンスと予防保全は欠かせません。
そこで当社は、水と空気だけで水管を洗浄するブルーエンジニアリング社のNR-1200を提案し、採用いただきました。
「化学薬品が不要なので経済的で環境にも優しい」という特長が採用の決め手となりました。

ブルーエンジニアリング製金型水管洗浄装置の特長

1．環境に優しい
化学薬品を一切使用していないため、洗浄工程で環境汚染がない。

2．コスト削減および長寿命
薬品および廃液処理費用を削減。また、水と空気だけで洗浄するので水管を傷めず修繕・維持費用も軽減し、長寿命を実現。

3．洗浄方法が簡単！対象物の分解・組立は不要
水流のキャビテーションの原理を利用して水管内の汚れを除去するから対象物の分解・組立は不要。煩わしい作業は発生しません。

お客様の評価

▲Toyoda Gosei (Thailand) Co., Ltd.
サムリットハーンノーク氏 / Assistant Manager

豊田合成（タイランド）のサムリット・ハーンノーク氏からは、NR-1200について次のような評価をいただきました。

「金型水管洗浄装置を設置する前は、金型水管の水流と冷却に不具合があり、多くの不良品が発生していた。
しかし、NR-1200の設置後は、ファウリングの詰まりを除去することができ、装置の水流が改善されたため、不良品が減少し作業効率の向上にもつながった。2010年からNR-1200を使用しているが、現在まで何の問題もない。金型装置の修繕や部品交換に時間を費やすこともなくなり、大変満足している」