【YSKシャフト・丸物加工】 タイでは難しい母材のサイズ変更を簡単に! 高い技術力で短期間対応
05/11/2019
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芝原 成秋チーフマネージャー

タイで、機械の要となるシャフトの生産販売を主に手掛けてきたYSK AXXEL。
今回は、海外でのビジネスだからこそ起きる問題 、『母材修正』についてご紹介します。


鋼材の入手に関する日本とタイ(海外)の違い

まずはタイと日本の違いからお話します。日本には鋼材を作っている高炉メーカーが沢山ありますが、残念ながらタイにはありません。ASEAN地域で外資メーカーの製鉄所はあるものの、自国の高炉メーカーとしてはベトナムに1社できたばかりです。結局、鋼材がないので、タイで鋼材を購入する為には輸入するしかありません。インドや中国、台湾から日本より安い材料を輸入しても、運送費等がかかるため、結果的には安くないというのが現状です。


タイの材料販売企業にとってコスト低減と短納期というメリットをもたらす母材修正とは?

例えば、お客様が「外径φ16で長さ2000ミリを1本欲しい」となった場合、タイで入手するには非常にお金がかかります。その1本の為に輸入すると運賃等が大きくコストに影響します。だからといってコストを下げる為にその材料を1トン、2トン購入しても余計な在庫が増えるだけです。
そこで、「タイ工場在庫のφ19の長さ2000ミリをφ16の長さ2000ミリにできないか?」と考えるのですが、
細長い材料や長尺材料は加工するにあたり、曲がったり歪んだりと外径を小さくするのは非常に困難な加工になります。そのため、どこの加工屋さんも「簡単に出来ますよ」とは言うことが出来ません。

しかし、ご安心ください!
YSKはタイでも母材修正のサービスを行なっています。

材料販売店様にとっての母材修正のメリットは以下の3点です。

1. コストを抑えられる(YSKが必要なサイズに加工することによって、高い費用をかけて輸入する必要がなくなります)

2. 納期を短縮できる(日本から送ると時間がかかりますが、YSKではプラチンブリ工場ですぐにサイズを落とすことが可能です。お客様に短納します)

3. 削りだしにより品質を上げることが出来る(センタレス材の公差g6,h7に出来る)


タイ(海外)での事業だからこそ起こる課題は、私たちYSKが解決します。

その他、熱処理やセンタレス研磨、ハードクロムメッキ、バッフィングなどにも幅広く対応が可能です。

「特定のサイズの材料が、少量で欲しい」
「これまで使ってきたものを、再度使いたい」
「公差をh7,g6にしたい」
そんな時こそ、ぜひYSKにご相談ください。

タイでシャフトなどの丸物加工にお悩みの際は、下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。

■YSKの製品ラインアップ
・リニアシャフト
・特殊シャフト
・リニアブッシュ
・台形ねじ
・モーション部品
・特殊加工品制作
など

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