タイハイベックスでは、テープディスペンサーの世界的なパイオニアである、ヤエス軽工業のテープ/ラベル/フィルムディスペンサーをタイの正規代理店として約10年取り扱っています。
本稿では、ヤエス軽工業株式会社の小笠原氏とともに、製品の特長や2社での取り組みについてご紹介していきます。
ヤエス軽工業(以下、ヤエス)は、元々鉄道模型やラジコン、電動ドライバーの電源部品などを製造するメーカーでしたが、顧客の要望から現在の事業の主幹となるテープディスペンサーが誕生しました。
“テープとコストをカットする”をモットーに、日本だけでなく世界70以上の国に製品およびサービスを供給しています。
特に、テープディスペンサーの『ZCUTシリーズ』は、日本では商標登録を取得しており、タイの市場でも需要の高い製品です。
<主な製品ラインアップ>
■テープディスペンサー
テープディスペンサーは、製造業や物流/倉庫、医薬品、食品などの幅広い業界で活用されています。特に、ヤエスはその品質やアフターサービスの充実さから以下のような点で競合メーカーとの差別化が図れています。
ハイベックスグループでは、タイではもちろんのこと、東南アジアに向けてヤエス製品の拡販を行っています。タイハイベックスは、電動ドライバーも主力製品の一つです。ねじ締めとテープ止めやラベル貼り付けは同じ組立工程で行われることが多いことから、当社のお客様層とも相性が良く、年々需要は高まっていると感じています。
「タイでのヤエス製品の販売、アフターサービス提供において、タイハイベックスさんには日ごろから大変サポートいただいています。基本的なメンテナンスや部品交換などはタイ人スタッフ含めて技術があるので安心してお任せできます。コロナ禍では、オンラインで情報共有しながらきめ細かいコミュニケーションを重ねてきました。近年では、フルオート化のカスタマイズ要望も徐々に増えてきています。今後とも東南アジアのお客様のご要望にフレキシブルに応えていけるよう、タイハイベックスと連携を強化していきたいです」(ヤエス 小笠原氏)
タイに基本ラインアップは在庫を完備しており、小ロットであれば即納対応しております。
主要ディスペンサー(ZCUT/LDX)はデモ機もご用意しているので、お客様が現場で使っている実際のテープでテストも可能です。