KITAGAWA製チャック「BRシリーズ」タイでの搭載事例:高松機械工業CNC精密旋盤「XC-100Σ(シグマ)iC60」
14/10/2024
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サムライアジア編集部

高松機械工業のタイ法人、 タカマツマシナリー(タイランド)(以下タカマツ)はタイの製造業において、完全自動化へのステップとして、半自動化によるCNC旋盤の普及を目指している。
タイの製造業者の投資負担(価格)に配慮し、完全自動化への初歩となる一台が「XC-100」だ。
タカマツは自社でも様々なチャックを開発しているが、なぜ北川鉄工所のチャックを選んだのか? 

タカマツがKITAGAWA製チャック「BRシリーズ」を選んだ理由

「お客様から図面をいただいて、当社のコレットチャックでは対応できないと判断した時、ベストな選択がKITAGAWAのチャックでした」とタカマツの山下MD。

図面を見て顧客に的確なアドバイスができるという、山下氏の経験と高いスキルがBRチャックを選んだ。

KITAGAWAタイランドは、日本人設計者がバンコクのオフィスに常駐している。
そのため、図面を見てお客様に的確な提案ができる。また、見積もりもすぐに提出可能だ。迅速な対応力が、KITAGAWAタイの大きなアドバンテージのひとつ。
豊富なバリエーションの標準チャックに加え、顧客の要望どおりに仕上げる特殊デザインチャックに対応するという強みも持つ。

「工作機械の精度がどんなに良くても、チャックの性能が伴わなければ意味がない。チャックは加工の肝です(山下)」。

■BRチャック3つの強み

① ジョー(爪)成形直後で把握精度が100分の1以下を実現
② 従来の標準チャックに比べ、ジョーの浮き上がり低減を実現
③ BRチャック専用の特殊Tナット−Plus(オプション)で、ジョーを脱着しても把握精度の再現性が確保できる。

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「当社には、日本人設計者がおります。タイでチャックに関するお困りのことがありましたら、何でもでもご相談ください」と、KITAGAWAタイランドの浅山GMは、その対応力に自信をみせた。

▲パワーチャックBRシリーズ

タカマツのコンパクト精密旋盤「XC-100ΣiC60」について

高騰する人件費により、タイで広がる自動化の波に対応する半自動化NC旋盤。
・1スピンドル1タレット構造
・機械幅わずか1,150mmのクラス世界最小旋盤
・脱着可能なコンパクトローダーの採用による半自動化機能
・チャックサイズ6インチ
・工具もチャックも転用が可能

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▲XC-100ΣiC60

製造業の高度化、自動化が進むタイでは高性能の工作機械とチャックは欠かせない。
最適なチャックがあってこそ工作機械の性能は、100%発揮される。

▲浅山 康GM/KITAGAWA (THAILAND) Co., Ltd.(左)
山下 英二MD/TAKAMATSU MACHINERY (THAILAND) CO., LTD.(右)

キタガワ(タイランド)のチャック、各種工作機器(NC円テーブル、ロボットハンド等)に関心をお持ちの際は、下記フォームよりお問い合わせください。

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