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    「最適な材料」×「最適な加工法」=不良品低減のカギ!?

ろう付でこんな困り事ありませんか?
「最適な材料」×「最適な加工法」=不良品低減のカギ!?

20/09/2021
高砂 知史
GENERAL MANAGER MARKETING & SALES MANAGER

当社の強みの1つが、最適なろう材と最適な加工方法の組合せをお客様の条件にあわせてご提案、アドバイスできる点です。これまで数多くのろう付に関する不良・不具合のお悩み解決のお手伝いをしてきました。
今回は、幅広い業種で発生しうる、ろう付に関するお困り事の一例をご紹介します。


▲ろう付作業イメージ

ろう付でこんな困り事ありませんか?
業種別 ろう付作業困り事4選


ろう付と一口に言っても材料や接合部分、作業環境等の条件により、組合せのパターンは多数考えられます。今現場で実施されている方法が最適でない可能性も大いにあり得るのです。
以下、過去に当社が解決した困り事を業種別に4つご紹介します。


1、自動車部品メーカー
Before(困り事)

材料の接合にペーストろう材を使用していたが、ペーストのバインダー成分が炉内で分解してガス化するため、炉内雰囲気が悪くなってしまい、ろう付に悪影響が出ていた
 解決策ご提案

After
ろう付後のカーボンの付着、ろう流れが悪くなる等のろう付不良が低減した


2、空調機部品メーカー
Before(困り事)

ろう付箇所の隙間の加工精度が悪く、ろう材を流しても、ろうが留まらずに流れ出ていたため不良品が多発していた
 解決策ご提案

After
溶融したろうが留まり易くなり、気密性が必要な製品の不良率が低減した


3、空調機メーカー
Before(困り事)

ろう付箇所が複数あるワーク品にバーナーでの差しろう付けをしているが、時間と工数がかかっている
 解決策ご提案

After
ろう付加工時間の短縮と再現性の精度が向上し、コスト低減・不良率低減につながった


4、空調機部品メーカー
Before(困り事)

バーナーで差しろう付加工をしているが、作業者が頻繁に退職し定着しないため、熟練度が必要なろう付加工において品質にばらつきがあり、不良が多発している
 解決策ご提案

After
ろう付加工の再現性の精度が向上し、不良率低減につながった


お客様目線で費用対効果を考慮した最適な材料と加工法をご提案


ろう付は作業者の感覚や経験等の技術力に依存している部分が多く、機械化が難しい領域です。しかしながらタイでは、技術者の離職率が高く現場スタッフの入れ替わりが激しいため、熟練技術者の育成が難しく、技術継承がしづらいとの声もよく耳にします。
当社は溶接材料の製造・販売だけでなく、そういった現場のお悩み解決につながる最適な材料と加工法を合わせてご提供することがモットーです。



昨今「自動化」を取り入れる現場も増えていますが、費用対効果が見合わないと判断した場合はアナログ手法をお薦めする場合も少なくありません。お客様の問題点や条件を丁寧にヒアリングし、あくまでもお客様目線でコストに見合った材料と今すぐに実践できる現実的な工法で不良品低減につなげるご提案をしています。

今、現場で行なわれているろう付も、改善できるポイントがあるかもしれません。今回ご紹介した困り事の具体的な解決策もお教えします。まずはお気軽に当社までご相談ください。




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